ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。
今日キャベツを買ったら、グリーンチリとカレーリーフをオマケでもらった。
野菜スープを作ろうと思ってたんだけど、オマケをもらってメニュー変更!ポリヤルを作った。
とても簡単に作れるので、レシピをご紹介します。
▼目次はこちら (クリックして表示)
ポリヤルとは?
ポリヤル(Poriyal)とは南インド料理で野菜の炒め物を意味し、副菜として食べられる。
タミル語
(タミル・ナードゥ州)
ポリヤル(Poriyal)
カンナダ語
(カルナータカ州)
パルヤ(Palya)
テルグ語
(テランガナ州 & アンドラ・プラデーシュ州)
ポルトゥ(Porutu)
よく、北インドで「〇〇・Sabzi(サブジ)」というメニューを見かけるが、それの南インド版である。
※Sabzi(サブジ)=ヒンディー語で野菜のこと。料理名で用いるときは野菜炒めを指すことが多い。
北インドのサブジと大きく異なる点は、ココナッツを使うこと。ココナッツにより、南国料理感満載。
つまり、「南インドのココナッツ入り野菜炒め」だ。
材料
3~4人分の分量です。
- キャベツ …小1玉(350g程度)
- グリーンチリ …2~3本
- カレーリーフ …10枚程度
- パクチー …お好みで適量
- 油 …大きいスプーン2~3杯
- マスタードシード …ティースプーン2杯
- ターメリックパウダー …ティースプーン1/2杯
- ココナッツパウダー …ティースプーン3~4杯
- クミンパウダー …適量
- 塩 …適量
- 水(蒸す用) …1/4カップ(50ml)
▼今回使用した野菜とスパイスはこちら
材料はとってもシンプル!
作り方
所要時間は、材料を切る→調理→完成までたったの30分!
火力は、特に何も書いてない場合は、弱~中火です。
スパイスをテンパリングして香りを引き出す
1:温めたフライパンに油をひきます。大きいスプーン2杯分程度入れました(目分量)。私はオリーブオイルを使いましたが、サラダ油でも大丈夫です。
2:油が温まったら、マスタードシードを加え、ポンポンと弾けだすまで炒めます。
3:マスタードシードがポンポンと弾けだしたら、グリーンチリとカレーリーフを加えます。グリーンチリは細かく切りすぎると激辛成分が染み出してとても辛くなってしまうので、大き目に切った方が無難。
4:カレーリーフのいい匂いがしてきたら、ターメリックを加え、全体に行き渡らせます。
キャベツを炒める
5:いざ、細かく刻んだキャベツを投入。キャベツのは雑な千切りくらいでOK◎
6:キャベツを炒めます。キャベツに熱が通ると、しんなりしてきます。
7:キャベツがしんなりして、ターメリックの黄色に色づいてきたら、水1/4カップ(50ml)を加えます。
8:フライパンに蓋をして3~4分蒸し焼きにします。
9:いい感じに蒸し焼きできました♪
え?蒸す前と全然変わってないって?
確かに見た目はあまり変わっていないように見えますが、蒸す前よりもキャベツが柔らかくなっているのです!あと、蒸す前よりも若干、黄色くなるかな。
仕上げ
10:ココナッツパウダーとクミンパウダーを加えて、よく混ぜ合わせます。
11:塩適量を加え、味付けします。
12:パクチーを加えると美味しくなります♪ パクチー好きは是非!!
出来上がり
出来上がり!
ご覧の通り、とーーーっても簡単で、とーーーっても美味しい!!
失敗しようがない!誰でも簡単に作れるね!
必要なスパイスまとめ
キャベツのポリヤルを作るのに必要なスパイスは日本のスパイス屋さんで購入できるよ。
ターメリックパウダー
インド料理をたくさん作る方は、業務用(1kg・500g)がおすすめ。たまにしかインド料理を作らない方は100gで十分。
マスタードシード
マスタードシードは、南インド料理に欠かせないアイテム。
カレーリーフ
カレーリーフも、南インド料理に欠かせない。インドであれば、どこにでも売っているが、日本では見かけたことがないので、乾燥したものを使うのがいいんじゃないかなぁ…。
ただし、乾燥したカレーリーフは、新鮮なものと比較すると風味が落ちることは否めない…。南インド料理が好きすぎる人は、家で育てるというのも手である。
インド料理を作るのにオススメのフライパン
インド料理は油が多いのだが、私はできるだけ油の量を減らしたい。でも油の量を減らすとフライパンにこびり付く…
という悩みを解消するのが、こびり付かないフライパン◎
私は「こびり付かない」=ノンスティック・フライパンの元祖、ティファールが出している取っ手付きフライパン「ラグーン」の27cmを愛用中。適度な深さもあるので、なんでも対応可能◎
ラグーンはベーシックモデルなので、ネットや量販店で3000円前後で買えるのもありがたい。インドでティファールを買うとめちゃくちゃ高いので、一時帰国時に購入。
さいごに
キャベツのポリヤルは、実は日本食にも合う。
スパイスはあくまでもわき役でキャベツが主役なので、キャベツの甘さが全面に押し出されており、日本のお米にも合うし、副菜として食卓に並んでいても違和感のないレベル。
簡単に作れるので、ぜひお試しを、、、!