ナマステ、インド在住(現在一時帰国中)のKome(@chankomeppy)です。
私はサモサなどのインドのヘビーなスナックが大好きだ。一時帰国前にインドスナック食べ納めをしたにも関わらず、また食べたくなってしまった。サモサは中毒性があるので仕方ない。
インドにいると、サモサはどこでも手に入るし、しかも安い。路上店やサモサ売りのおじさんから買うと1個10ルピー(約15円)、お店で買っても1個30ルピー(約50円)程度。そのため、わざわざ自分で作ることはなかった。
しかしここは日本の北海道。サモサを食べれるようなインド料理店はないので、初めて自分でサモサを作ってみた。
この記事では、今回作ったレシピとその工程、どんな味に仕上がったかを備忘録としてまとめておく。
はじめに
サモサとは?
サモサとは、インドやパキスタンで人気のスナックで、三角の形をした揚げ物。
中身はジャガイモ+グリーンピースの組み合わせが最も一般的であるが、お肉だったり、魚介類だったり、ほうれん草だったり、パニールだったり、中華風だったり、何でもOK。
今回私が作った具材は、
- 定番のじゃがいも
- ソーセージチーズ
これだけ\(ᐢoᐢ)/
何を詰めてもいいので、家にあるものをとりあえず詰めてみた。
今回参考にしたレシピ
私の手元には限られたスパイスしかなくインドの本格レシピは再現できないと思い、日本のレシピを参考にすることに。
色々と徘徊した中で、私が持っている最低限のスパイスだけで作れそうなエスビー食品のレシピを参考にすることにした。
材料
小サイズ10個分です~
皮
- 小麦粉・・・200g
- サラダ油・・・大スプーン4杯
- 塩・・・2摘みくらい
- 熱湯・・・60ml
- じゃがいも・・・大3個
- 玉ねぎ・・・大1/2個
- クミンシード・・・小スプーン1/2杯
- ターメリック・・・小スプーン1/2杯
- ガラムマサラ・・・小スプーン1/2杯
- レッドチリパウダー・・・小スプーン1/2杯
- コリアンダーパウダー・・・小スプーン1/2杯
- ジンジャーガーリックペースト・・・小スプーン1杯
- ポークソーセージ6本
- とろけるチーズ1枚
■スプーンの大きさ
大スプーン=カレーを食べるときに使うサイズの大きなスプーン
小スプーン=ティースプーン、又は子供が使うサイズの小さなスプーン
▼今回使用したスパイス
作り方
皮を作る
小麦粉200gに塩を2摘み入れる。
サラダ油大スプーン4杯分を入れて、手でよくこねる。
生地が固まってきたら、熱湯60mlを3~4回に分けて入れて、よくこねる。
こねている途中でゴム手袋(インドで購入)が破けるトラブル😂 インドクオリティ・・・
耳たぶくらいの柔らかさになるまで、しっかりとこねる。
表面が滑らかで、耳たぶくらいの柔らかさになったら、丸める。その上によく絞ったタオルやふきんをかぶせて30~40分室温で置いておく。
中の具材を作る
皮の生地をおいている間に、中の具材を作る。
野菜をカットする。
- じゃがいも3個→茹でて潰す
- 玉ねぎ1/2個→みじん切り
フライパンに油をひき、油が温まったらクミンシードを小スプーン1/2杯入れて弱火で炒める。
クミンの香りがしてきたら、みじん切りにした玉ねぎを入れて炒める。
玉ねぎが透明になったら、茹でて潰したじゃがいもを入れて、混ぜ合わせる。
ターメリック、ガラムマサラ、レッドチリパウダー、コリアンダーパウダーを小スプーン1/2杯ずつ、ジンジャーガーリックペーストを小スプーン1杯入れて混ぜ炒める。
※ 写真はガラムマサラが入っていません~(あとから追加で入れました)
スパイスが全体に行き渡ったら、お皿に入れて冷ます。
具材①(じゃがいも)に加えて、今回は具材②(ソーセージチーズ)も用意。ソーセージを切ってチーズと一緒に詰めるだけなので、作り方は割愛。
皮に具材を詰める
30~40分置いておいた生地をオープン!! 生地がモチモチになっている(気がした)。
丸い生地を円柱状に伸ばし、小さな固まりにちぎって丸めていく。
めん棒を使って生地を丸く伸ばし、半分に切る。
生地を半分に切った直線部分(赤線部分)に水をつけ、くっつけて指で押し固め、円錐を作る。
円錐状の生地の中に具材を入れ、赤線部分に水をつけて生地を閉じる。
具材①のじゃがいもフィリングが8個分、これに具材②のソーセージチーズが2個分加わり、合計10個分になった。
サモサを揚げる
160度くらいできつね色になるまでしっかりと揚げる。
サモサのサイズが小さい&油をあまり使いたくないので、深めのフライパンで揚げ焼きにした。
揚げ焼きにしたところ、フライパンの底に接した部分が焦げてしまった。
油を切る際はキッチンペーパーの下に新聞紙を敷くとよく油を吸ってくれる。
出来上がり!
少々焦げてしまったがこんな感じで出来上がり♪
見た目と味の感想
見た目
サイズが小さいこともあり、フライドモモのような見た目になってしまった。
▼フライドモモ(揚げ餃子みたいなネパール地方の料理)
▼理想とするサモサの形
▼私がつくったサモサ
フライドモモのように見える原因が分かった。
- 生地が分厚すぎる
- 底部分をくっつける際の向きが違う
こうではなくて、
こう包むべきだった。
次回挑戦するときは、以上の2点に気を付けて作ってみよう。
生地の感想
アジュワイン(又はその代替品)を入れていないので、ほんのりと塩のしょっぱさがあるだけで、とてもシンプル。正直物足りない感は否めず。
生地の外側はサクサク、内側はモチモチで、冷めてもベチョっとならない。
インドで普段食べているサモサは長時間置いておくとベタつくので、しっかり油を切っていないのかと疑ってしまった。
具材①の感想(じゃがいも)
グリーンチリが入っていないために全く辛くない。スパイスのほ~んの少しのピリ辛だけなので、日本人好みの味付けになったのではないだろうか。
パクチーも入っていないため、個人的には相当物足りない仕上がりとなったが、辛い物が苦手な家族からは好評だった。
具材②の感想(ソーセージチーズ)
おいしい~~~!ポークソーセージ入りのサモサはインドでは食べることができないと思うので、手作りならではかな (ᐢ_ᐢ*)♪
追記:再挑戦しました!
生地をより薄く伸ばし、正しい包んで再トライ。
自分でいうのもあれだが、かなり上手くいった。見た目も味も申し分ない!
さいごに
初めてサモサを作ってみて、意外と簡単に作れることに驚いた。生地を作って→具材を用意して詰めて揚げて出来上がるまでに要した時間は1時間程度。
これからは、インドに帰ってからも時々自分で作ってみようかな。インドに戻れば、今回使えなかったスパイスなどもあるので、もっと本格的なものが作れるはず。
インドに帰ってからやりたいことが一つ増えた!
- クミンシード
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- ターメリックパウダー
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- ガラムマサラ
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- レッドチリパウダー
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- コリアンダーパウダー
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- アジュワインシード
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- 乾燥パクチーリンク