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\Do the needful/インド英語のユニークな表現12選(お仕事編)

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タイトル画像(\Do the needful/インド英語のユニークな表現12選(お仕事編))

ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。

はじめに、私はアメリカにも、イギリスにも、英語圏のどの国にもワーホリや留学経験はなく、特別英語が上手なわけではない。むしろ下手すぎて文法は崩壊しており、イントネーションはインド訛りで「日本人がインド英語しゃべっててウケるwww」とヨーロッパ旅行中に現地人に笑われるレベルだ。

そのようなやつがこのような記事を書くのもいかがなものかとは思うが、インド人とお仕事をしていると「それってどういう意味?」と思う英語表現に出くわすことがあるので、仕事でよく使うインド英語についてまとめてみることにした。

英語があまり得意ではない私からすると、インド人は英語が堪能なので、それが正しい英語表現なのだと勘違いしていたものもある。私の英語はこうしてどんどんインド色に染まってゆくのだ。別にインド好きだからいいけどね。

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新しいものを見つけ次第随時更新していくよ!

この記事はこんな人にオススメ
  1. インド人とお仕事する機会がある人
  2. インド英語を勉強中の人(←いるのか?)
  3. インド在住者

Do the needful

do the needful

最も有名なインド特有の言い回しのひとつ。インド人はよく使うし、私も激しく多用する。

何かお願いごとをする際に使われるのだが、少なくとも日本の英語教育では見たことも聞いたこともない表現だ。

一応「needful」は英語として存在するもので、ケンブリッジ英語辞典によると、もともとは古~いイギリス英語とのこと。イギリス植民地時代の英語が今でも使われているだなんて、クラシックでいいじゃないか。

例文

Please do the needful.
ご対応よろしくお願いいたします。

日本人が「ご対応よろしくお願いいたします」という感覚に似ているなぁ~と思い、すっかりDo the needfulのヘビーユーザーとなってしまった私。

インド以外では使われていない表現だが、何となく意味はわかるし、世界中で活躍するインド人たちが多用しているに違いなく、インド英語といえば「Do the needful」と言えるくらいに広く知れ渡った表現なので、多用してみてはいかがでしょう😂

ちなみに、ニュアンスによっては「あとは頼んだ、よろしく!」的なときもある。

補足
例文を一般的な英語表現に置き換えると・・・
Please do that which is needed.
Please do what needs to be done.

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Do the needfulの方がしっくりくるような気がするのは私だけではないはず…(と信じたい!)

Kindly

kindly

Kindlyは形容詞では「親切な」「優しさ・思いやりのある」という意味だが、副詞では「どうぞ~」「どうか~」という意味。Kindlyを用いることで文章をより丁寧なものにすることができる。

例文

Kindly please do the needful.
ご対応の程、どうぞよろしくお願いいたします。

別にインド特有というわけでもなんでもないが、インド人はKindlyを多用する傾向があるのでリストに入れてみた。

インド人は堅苦しい表現や仰々しい表現を好む人が多いので、Kindlyの多用はその序章といったところか。

Kome

丁寧にしといて損はないよね!

The same

The same

インド人がメールで多用する表現で、私がインドに来た当初にもっとも戸惑った表現のひとつがこれ。

The same一つ前の文章にでてきた物事を丁寧に言う代名詞的なものだ。「it」に置き換えると理解しやすい。

あえて日本語に訳すとすれば、当案件、とか、その件、とかそんな感じになるのかしら。

例文を見るとイメージしやすい。

例文 ①

We have registered your request/claim via Reference No. xxxxx on 01 NOV 2019.
The same will be closed within 8 working days.
リクエストをお受けいたしました。当件につきましては8営業日以内にご対応いたします。

これは、私がAirtelというインドの通信キャリアから不正請求を受けたのでカスタマーサポートに請求内容の確認を依頼した際に届いたメールの文章。

例文 ②

Aさんからのメール:~してください。
Bさんの返信:Noted the same...!!
了解!

これは、私の同僚がよくメールで使う文章。

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インド人は丁寧です!

Have a doubt

Have a doubt

・・・疑いがある?

これも初めて遭遇したときは困惑した表現のひとつ。「質問がある」という意味だ。

例文 ①

Does anybody has any doubts?
質問がある方はいらっしゃいますか?

プレゼンテーションの最後によく聞く定番フレーズ。

例文 ②

I have a doubt.
質問があります。

🙋🙋🙋

インドの多くの言語では、「疑問」を英語に直訳すると「doubt」となるため、母国語の影響を強く受けた結果このような英語表現が生まれたらしい。

ひとりごと

以前にインド人から「If you have any doubts or questions, let me know.」という文章がメールで送られてきたことがあった。ひょっとしたら彼らにとって doubt と question は別のものなのかもしれない。私は永遠のヒンディー語初心者なので詳しく言及できないが、奥が深い・・・沼だ・・・そうして私はどんどん沼にはまっていく・・・。

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正しい英語にとらわれず、自分たちが使いやすいように話しているからこそ、インド人は英語を話せる人が多いのだろうね。インドのいいところ!実際それで通じるわけだし!

Prepone

Prepone

・・・こんな動詞あったっけ?

・・・あったのかも・・・高校で習ったのかも

・・・いや習ってないわ。意味はわかるけどなんとなくわかるけどさ!😂

これは「予定を前倒しにする」という意味で、英語の「postpone(予定を延期する)」から派生して生まれたゴリゴリのインド英語

pre」は「前に / before」を意味する接頭辞であるが、postponeを改造してpreponeという新たな単語を作り出すインド人、めちゃクリエイティブやん・・・

2010年にオックスフォード英語辞典に登録されたらしいが、インド人しか使用しない。

例文

Our Wednesday meeting has been preponed to Tuesday afternoon at 3 p.m.
水曜日の会議は火曜日の午後3時に変更(前倒し)となりました。

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時間にルーズな人が多めだから、時間が早まったことを強調するための動詞が必要だったのかな、とか思ったり。「forwarded」を使えばいい話だけど、良くも悪くも既存のルールにとらわれないのがインド人!「prepone」の方がイメージしやすいしね!

Revert

Revert

はじめて revert を見たとき、意味はわかったが知らない単語だったのですぐにググった。「revert」と入力すると検索候補に「revert インド」と出てきた。みんな検索しているようだ。

「revert」という動詞は「前に戻る」「最初に戻る」という意味なのだが、インドでは「返信する」という意味で使われている。メールでも会話でも、どちらでも使われる。

例文 ①

I will revert to you shortly.
すぐに返信いたします。

shortly と言われてもすぐに返信が来ることは少ないので、「あの件ど~なった?」と定期的にフォローすることが大事である。

例文 ②

I will revert back to you shortly.
すぐに返信いたします。

back をつけちゃう人もいる。ときどき遭遇する。

補足

例文を一般的な英語表現に置き換えると・・・
I will get back to you shortly.
I will reply to you shortly.

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get back は時々みかけるけど、reply を使っている人を見たことがない。頭の中で、返信する=返す=戻す=backというイメージが出来上がっているのかな?多言語を操るインド人ならではの考え方だな、と思ったり。

Telecon

Telecon

telecon(テレコン)」とは通常、「teleconference」の略で、遠隔のテレビ会議や電話会議のことを指す。

しかし、インドでは違う。ちょっと電話で話すだけで「telecon」というのだ。

この表現に初めて遭遇した時、私は戸惑った。この人は「telecon」の意味を間違えているのだろうか?または「仕事していますアピール」のために電話会議とアピールしているのだろうか?

しかし、その人だけでなく他の人もみんなが「telecon」を「電話ごしの会話」という意味で使う。

インドで「telecon」は「telephonic conversation」の略として使われる。

例文 ①

(同僚との電話で「じゃ、あのファイル、メールで送るね!」と話した後のメール)
With regards to our telecon, PFA.
さきほどお電話で話した件、添付ファイルをご確認ください。

プチ情報だが、「with regard to~」ではなく、「with regards to~」を使う人がなぜか多い。

PFA = Please Find Attached (the file) の略。インド人は何でも略したがりのような気がする。

例文②

We will shortly have the telecon with our clients.
お客さんにすぐに電話して説明します。

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インド人で telecon を 電話・テレビ会議の意味で使う人は本当にいないよ!覚えておいた方がいいよ!

Fortnight / Fortnightly

Fortnight

イギリス英語で「2週間 / 2週間に1度」という意味。インド英語というか、イギリス英語。イギリス植民地時代の名残がここにも。至るところにあふれるイギリス英語。

10世紀以前の古英語(日本でいう古文的なもの)の時代から「feowertyne niht」という形で使われていた単語で、fewertyne niht → fourteen nights(14日間)→ fortnightとなった。

例文①

See you in a fortnight.
2週間後にまた会いましょうね。

例文②

I have updated this data fortnightly.
2週間に1度、このデータを更新しています。

補足

アメリカ英語では、Two weeks や Biweekly が使われる。

Kome

2週間単位で時間を区切る文化が日本にはないからどうもしっくりこないけど、半月単位みたいなもんかな、月2回みたいな。

Out of station

Out of station

駅の外にいる・・・?あ、そうですか・・・ではない。

この表現は「不在にしています」という意味だ。

この表現はイギリス植民地時代よりも前、東インド会社の時代まで遡る。

東インド会社では、社員を特定の基地(station)に派遣していた。社員が休暇等で自分が派遣された基地(station)を離れる際に「out of station」と言っていたのがこのフレーズの始まり。次第に、基地を離れるかどうかに関係なく、このフレーズ自体が「不在にしています」の意味で使われるようになった。

例文①

I am at present out of station and will revert on my return.
現在不在にしております。戻り次第、返信いたします。

例文②

I will be out of station fortnight.
2週間お休みをいただきます。

補足

一般的な英語表現に置き換えると・・・
I'm out of station = I’m on a vacation / I'm not in town

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メールの不在通知で見たことがある人もいるのでは。

Updation

Updation

クリエイティブなインド人が作り出したこの世に存在しないはずの単語。名詞の「updating(更新)」の誤った使い方。

何人かのインド人に「どうして updating ではなく updation を使うの?」と聞いてみたことがある。

インド人A:「え?間違いなの?」←😂
インド人B:「-ing形は動詞という感覚があるから、updation の方がしっくりくる。updatingは更新している真っただ中、更新中、というような気がするので、間違いとは知っていても使うのに抵抗がある」

インド人Bの回答に納得!ing形を多用するインド人はそう考えるらしい。

例文

I am still awaiting the updation.
更新を待っているのですが。

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英語が下手なわたしは、最初正しい言葉なのかと思ったよねwww

Expire

Expire

Expire は有効期限が切れるという意味で一般的には使われるが、「死ぬ」という意味もある。

なんだか人間の有効期限が切れてしまったようで、私は使うのに抵抗があるが、インド人はだれかが亡くなったときに expire を使う

それで、なぜ expire をお仕事編に入れたかというと、

例文

I will be absent for a few days as my relative has been expired.
親戚が亡くなったので数日間お休みします。

という理由で仕事を休む人が職場にいるからだ。彼の周りでは不幸が多発する。まるで名探偵コ〇ンくんのようだ。

補足

一般的な英語表現に置き換えると・・・
expire = pass away / die

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インドではフォーマルな言い方みたいだけど、使うのに抵抗があるよね。

Lakh / Crore

Lakh / Crore

インド独自の数字の単位のこと。

Lakh(ラック)=十万単位
Crore(クロール)=千万単位

※Lakh は Lac と表記されることもある。

インドの数字の位取りは1,000以降は2桁で、Crore の後にも Arawb(十億)、Kharawb(千億)・・・と続くが、日常的には Crore までしか使われない。インドの電卓も2桁で位取りをする仕様になっているので、慣れるまでは戸惑う。

1 Lakh : 1,00,000
1 Crore : 1,00,00,000

Lakh & Crore 早見表

1 Lakh = 十万
10 Lakh = 百万
1 Crore = 千万
10 Crore = 億
100 Crore = 十億
1,000 Crore = 百億
10,000 Crore = 千億
100,000 Crore = 兆

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Lakh は2桁しかないので簡単だけど、Crore は何桁もあるので苦戦!ゼロをひとつ取って億をつけると簡単に理解できるようになったよ!(←千単位で数字を数えることができない人の考え方)

さいごに

インド英語はイギリス植民地時代の影響を受けた言い回しや、独自の表現が多い。

インド英語を話せるようになれば、インド人との距離もグっと縮まるはず!

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インド人と会話する際は積極的に使ってみよ~~~!


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