ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。
昨日ワクチンを接種してきまして、ようやく2回接種完了したヨーーー!!!
これで、心おきなくインド国内旅行ができる万全の体制で第3波に備えられるゾーーー!
▼目次はこちら (クリックして表示)
インドのコロナワクチンについて(簡易まとめ)
はじめに、インドにおけるコロナワクチンについて簡単にまとめておく。
インドのワクチン接種タイムライン
- 2021年1月16日~:
医療従事者のワクチン接種開始 - 2021年3月1日~
60歳以上の高齢者と45歳以上で一定の基礎疾患を持つ人へのワクチン接種開始 - 2021年4月1日~:
45歳以上の成人を対象にワクチン接種開始 - 2021年5月1日~:
18歳以上の成人を対象にワクチン接種開始
2021年5月以降、18歳以上の成人はだれでもワクチンを接種できる。これには私たち外国人も含まれる。
インドで承認されているワクチン
- Covishield(コビシールド)
- 開発:英 アストラゼネカ
- 製造:印 セラム・インスティテュート
- 種類:ウイルスベクターワクチン
- 開発:印 バーラト・バイオテック
- 製造:印 バーラト・バイオテック
- 種類:不活化ワクチン
2021年4月承認
- 開発:露 ガマレヤ・リサーチ・インスティテュート
- 製造:各国メーカーが委託生産
(印 セラム・インスティテュート でも9月から製造開始予定) - 種類:ウイルスベクターワクチン
2021年6月承認 / 接種開始時期未定
- 開発:米 モデルナ
- 種類:mRNAワクチン
2021年8月承認 / 接種開始時期未定
- 開発:米 ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 種類:ウイルスベクターワクチン
2021年8月承認 / 接種開始9月以降
- 開発:印 ザイダス・カディラ
- 印 ザイダス・カディラ
- 種類:DNAワクチン
- 注射針なし。3回接種必要。
- 接種対象年齢は12歳以上(成人以外もOK)
記事執筆時点においてインドで承認されている新型コロナウイルスワクチンは6種類。
ほとんどの成人はアストラゼネカ製のコビシールドか、インドの純国産ワクチンのコバクシンを接種している。
モデルナとジョンソン&ジョンソンのワクチンは、第2波後の6月・8月に承認されたが、まだ輸入できておらず接種は行われれていないみたい。
最近承認されたザイコブDは、コバクシンと同じく純国産ワクチンで、世界初のDNAワクチンでもある。注射針を使わないのが特徴なので子供向けにも使われるみたい。いや~筋肉注射は痛いからこれは子供には有難いね。
インドはジェネリック医薬品の一大生産国であり「世界の薬局」とよく表現される。
世界最大のワクチン製造メーカーであるセラム・インスティテュートがアストラゼネカ製のワクチンを製造しているほか、全世界で供給されるワクチンの半分以上はインドで作られており、世界最大のワクチン製造能力を有する。
ワクチン接種費用
政府系の接種会場では無料、民間の接種会場では有料で接種できる。
- コビシールド:780ルピー(≒約1,200円)
- コバクシン:1,410ルピー(≒約2,100円)
- スピートニク:1,145ルピー(≒約1,700円)
そこそこ収入のある人たちは「無料ワクチンは貧しい人たちが利用した方がいい、ワイらはお金払おうや」というスタンス。(少なくとも私の周りではそう)
ワクチン接種の予約方法
日本では地方自治体から接種券が届くのを待たなければいけないが、インドでは
同サイトからは接種証明書のダウンロードもできる。
1回目接種に出遅れた
18歳以上の人は、4月28日以降CoWINに登録可能、5月1日から接種可能ということだったので早速CoWINに登録したのだが、当時私が住んでいたムンバイが属するマハラーシュトラ州では5月1日から接種できないということを知る…
Cowinの登録はしたけど、
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 गुड़गाँव में🕉️ (@chankomeppy) April 28, 2021
マハラーシュトラ州はワクチン不足で
18歳~44歳は今月末から摂取開始予定か…
ムンバイではワクチン打てないね、わたし。 pic.twitter.com/N8Jh52AYbb
「ワクチン1回目打った」という報告がツイッターなどのSNS上に続々と並ぶ中、ワクチンを打てずに悶々とする日々であった。
ちなみに、私はこの時謎のウイルスに感染して苦しんでいたので、仮に5月1日から接種可能だったとしても、とてもじゃないがワクチンを打てるコンディションではなかったので、まぁヤムナシか…
5月末にビザ更新のために一時帰国し、1か月ほど日本で過ごしたのでさらにワクチン接種は遅れた。
現在は海外からの帰国者は隔離期間中にワクチンを接種できるが(2021年8月より開始)、5月末時点ではそのような仕組みはなかったので一時帰国中にワクチンを打つという選択肢はなかった。
ワクチン接種1回目(7月末)
6月末にインドに戻ってきてグルガオンで新生活をスタート。
生活のセットアップでバタバタしてしまい、なかなかワクチン接種に行けなかったのだが、7月末ごろには生活もようやく落ち着いてきたので、やっとこさ1st dose💉
予約を取った接種会場は産婦人科の病院。接種場所以外は病院として通常通り診察を行っており、日本だったら大バッシングをうけそうだなとひそかに思った。「妊婦さんがいるところをワクチン会場にするだなんて何考えているんですか!」という声が上がりそうじゃない?
ワクチン打ちに来ました。出遅れたのでまだファーストドーズ。コバクシン打つよ〜 pic.twitter.com/rFuLcggkQ7
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 गुड़गाँव में🕉️ (@chankomeppy) July 24, 2021
コロナウイルスに感染したことがある人は回復してから3か月ほど期間をあけてワクチンを接種することが推奨されているので、4月~5月の第2波でコロナに感染した人たちは、この時期に1回目の接種となる人が多かったようで、接種会場はそこそこ混んでいた。
私は不活化ワクチンのコバクシンを選択。
筋肉注射はやはり痛かったが、ワクチンを打った方の腕があがらない・ワクチンを打った場所がジンジンするというのは一切なく、発熱もなく、副反応が本当に何もなかったので、「もしかして私が打たれたワクチンはただの水だったのでは」などと要らん心配をするほどであった。
▼1回目の接種証明書
ワクチン接種2回目(9月頭)
コバクシンの場合、1回目の接種から4~6週の間に2回目を接種することになっている。1回目の接種証明書の下部にいつからいつまでの期間に2回目の接種をするように、と丁寧に書かれている。
「早く2回目の接種をしたい」と思っていたはずなのに、いざ時期が来ると面倒くさくなってしまうという怠慢モードが発動し、結局1回目の接種から6週目の最終日であった昨日、接種してきた。
予約を取った接種会場は眼科クリニック。私を含め、みんな2回目の接種に来ているようだった。
ファイナリー、2nd dose💉
2nd dose ホガヤー💉💉 pic.twitter.com/eITrd7w6vC
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 गुड़गाँव में🕉️ (@chankomeppy) September 4, 2021
1回目の接種同様、副反応なし~!ヒャッホー
と思いきや、このブログを書いていたら左の上腕にジンワリとした筋肉痛のような痛みがでてきたよ。前回「水」疑惑があっただけに(←いやないないw)何かしら反応があるのは少し嬉しい気持ちもあるのだが、ちょっと痛い… 痛い… うん、痛い。
▼2回目の接種証明書
インドのワクチン接種状況
現在、インドではワクチン接種が急速に進んでいる。
Nation celebrates Super August! India made a new vaccination record with 1.30 crore doses on August 31. #LargestVaccineDrive pic.twitter.com/WJx3I9F9Yv
— MyGovIndia (@mygovindia) September 1, 2021
↑こちらのインド政府のツイートによると、
2021年8月には1億8600万回の接種があり、
接種対象者の50%以上が1回目のワクチン接種済み。
これからの秋のシーズンはヒンドゥー教のお祝い事が多く、11月にはヒンドゥーカレンダーの新年にあたるディワリがあり多くの人が故郷に帰省して親族と過ごす。この辺りで第3波がくるおそれがあると言われているのだが、このままの勢いでワクチン接種が進めば、第3波がきても第2波の時のようにたくさんの重傷者・死者がでるような事態にはならない… のかな…
さいごに
新型コロナワクチンを無事2回接種したが、気を抜かずに手洗い・消毒・うがい・マスク着用は継続しましょうね~
てゆーか、やっぱり腕いたい… 痛み増してきているような気がするよ!
この時間差攻撃、なんなの…
筋肉痛のような痛みでただただ不快~😅
最後までお読みいただき有難うございました♪