❝オーダーメイド❞と聞くと、高級品というイメージがあるが、インドではテーラーさんに服を仕立ててもらうことは一般的だ。
インド服から洋服まで、日常的なものからフォーマルなものまで、何でも作ってもらえるので、この記事で紹介したいと思う。
日常的に着る服の場合
生地を購入し、仕立て屋さんに持っていく。仕立て代は1着500ルピー~1000ルピー(約750円~1500円)程度。
お気に入りの服を持ち込めば、そのデザインをまるまるコピーしたものを作ってもらうこともできる。可愛い布を見つけたら、これであれつくろうかな?と想像を膨らませるのも楽しい。
- 生地屋さんで生地を購入
- 仕立て屋さんに持ち込む→採寸
- 出来上がり(数日~1週間)
▼こんな風にかわいく出来上がります!
日本に住んでいると、服=既製品が当たり前。自分で生地を選んだり、自分でデザインを決めたりする機会は滅多にない。いざゼロから服を作ってもらおうとすると「どうしよう…」と思うことばかり。袖の長さは?襟はどうする?形は?デザインは?なにか装飾する?ボタンはどれにする?アイディアが全然浮かばず、今まで何も考えずに既製品の服を買っていたんだな…と痛感した。
一度服を作りはじめると、もっとかわいい服を作りたいと思い、生地やデザインについて自分で調べるようになり、「あ~いう服が欲しい!」「こ~いうデザインにしたい!」「あの服パクりたい(←)」と自分の欲しいものが明確になってくる。
オーダーメイドに限らず、インドで生活していると「自分の欲しいものは何か」「自分がやりたいことは何か」「自分はどう思っているのか」自分、自分、自分・・・自分の意思をきちんと表明しないといけないことが多い。優柔不断な人は、インドで生活すれば「自分」を持てるようになるかもしれない。(インドに限らず、海外全般に当てはまるかな?) と、突然話がそれてしまった😂
▼布を買うのが楽しくなる!
ドレスやスーツの場合
ドレス専門店やスーツ専門店に行って、生地やデザインを細かく選んでいく。
料金のだいたいの目安は、生地代と仕立て代を合わせてこんな感じ。
- シャツ:2000ルピー(約4500円)程度~
- ドレス:5000ルピー(約7500円)程度~
- スーツ:1万ルピー(約1万5000円)程度~
- タキシード:2万ルピー(約3万円)程度~
ローカルのお店で作ればもっと安く作れるが、日本人がも求めるクオリティーの場合、最低でもこれくらいはする。
- 専門のお店に行く
- 生地やデザインを選ぶ→採寸
- 出来上がり(1週間~3週間)
頭の中がオーダーモードになってたので、ついでにシャツもオーダーしてきたよ💕ノースリーブとリネン長袖☺️
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 गुड़गाँव में🕉️ (@chankomeppy) November 16, 2019
ノースリーブも長袖も値段変わらない?から損した気分になるwww😂 pic.twitter.com/6KpQ5F7hQ9
なんでもオーダーメイドできる
オーダーメイドが当たり前の国なので、服以外にも、なんでもオーダーメイドでつくれてしまう。
例えば革製品のオーダーメイド。こういうデザインで作ってほしい!と見本をもっていけば、忠実に再現してくれる。インドの職人はその道何十年のプロ。手作業の優れた技術を持っているので、頼めば大体のものはなんでも作れちゃうのがすごいところ。
ボッテガ風のレザーバッグ
ボッテガ風の鞄をオーダーメイドで作ってもらってなんとたったの6500ルピー(約1万円)。ほぼ材料代だけで作ってもらえちゃう。
▼ちなみに、本物はこんな感じ。
TKEES風のレザーサンダル
TKEES風の革サンダルもオーダーメイドで作ってもらった。これは一足500ルピー(約750円)。
▼ちなみに、本物はこんな感じ。
オーダーメイド天国
さいごに
オーダーメイドは、もはや娯楽のような存在になってしまっている😂 娯楽の少ないインドであるが、オーダーメイドで何か作るときはウキウキワクワクするよね!