ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。
2021年3月のお買い物記録。買ってよかったもの、面白いと思ったものを備忘録として記録に残しておく。
▼目次はこちら (クリックして表示)
雑貨・衣類
インド雑貨や服は可愛すぎて物欲が崩壊する…
ブロックプリントの雑貨とクルタ
私の大好きなお手頃インド雑貨&衣類のお店「The Shop」。
インド国内にはデリーに2店舗、ムンバイ、バンガロール、コルカタ、クーヌール(ニルギリの方)に1店舗ずつある。
可愛い雑貨が100ルピー未満からあるので、物欲が崩壊し、「絶対にこれ使わないだろ」的なものを買ってしまうこともしばしば。
そんな失敗を繰り返してきたので、今回は本当に必要なものだけを購入した。
左上のきんちゃく袋に入っているのは、袋と同じ柄の布マスク2枚セット。しかもリバーシブル。各300ルピー(約450円)
このご時世においてマスクは、誰もが認める必要不可欠なアイテムである。
上のエメラルド色の丸いクッションは、本来は座布団(フロアクッション)なのだがパソコン用チェアの背もたれ用に購入、たしか800ルピーほど(約1,200円)。
在宅勤務が中心なので、腰の負担を減らすクッションは必要不可欠である。
その下、葉っぱ柄の布はランチマット6枚セットでで840ルピー(約1,300円)。
自宅で過ごす時間が長いのでカワイイものに日々囲まれて精神的に癒される必要があり、このカワイイランチマットは必要不可欠であると判断した。
ちなみに、正直6枚もいらない… 少し割高になっても構わないので2枚で400ルピーくらいで取り扱ってくれれば最高なのにな!せめて4枚・・・。6枚は多すぎでありんす。
右下のはテーブルランナー。これまた広げると超カワイイネ~~
カワイイんだけど、ついうっかりサイズをミスってしまったために横が若干短いのは見て見ぬふり… 600ルピー(約900円)くらい。
ランチマットと同じ理由で必要不可欠。
そして最後に、オレンジの衣服はロングクルタ。薄手のコットン生地で袖はひじの丈。これから気温はどんどん上昇し灼熱のシーズンがやってくるので、風通しがよくて袖が長めのクルタは非常に重宝する。
これからの季節に欠かせない必要不可欠なクルタである。
▼早速ヘビロテ中
必要なものしか買っていないから無駄遣いは一切していない…はずだ…!!!
エスニックなインド服上下セット
インドのリライアンス財閥グループの小売店「Reliance Trends」にクルタに合わせるレギンスを買いに出かけたところ(手持ちの白いレギンスがインドの硬水で繰り返し洗濯したことによって灰色になってしまった)、エスニックなシャツとパンツのセットが6割引になっているのを発見。試着してみたらぴったりだったのでついつい購入してしまった。割引後でたしか1,200ルピー(約1,800円)。
上の写真で見るとまぁまぁダサく見えるのだが(←実は家に帰ってきてから「なぜこれを買ってしまったのか」と少し後悔した)モデルさんが着用しているのを見るとカッコイイ。トップスはペプラム、パンツはワイド。
上下セットなのだが、私はまだ上下セットで着こなす自信がないため、今のところ上下別々に着用している。別々に着るとすごくカワイイ。いや、もともと上下セットなんだけどね、ははは。
ビーズ刺繍のボヘミアンデザインのクルタ
ムンバイ以外に店舗があるのかどうかは不明だが、私の家の近くにカラフルなボヘミアンテイストのインド服を取り扱う「Vintage Earth People」というショップがある。
ビーズ刺繍が施された青いロングクルタと白いショートクルタを購入。どちらも2,000ルピーくらい(約3,000円)だった。
白のショートクルタは、袖がすごく可愛くないですか!
日本でも着れそうだし。(←超重要ポイント)
Vintage Earth People 公式Facebookページ
ラクナウのチカン刺繍のクルタ
ブロックプリントやエスニックデザインもカワイイが、私がもともと大好きだったのはインドの刺繍ワークだ。その中でも特に好きなのがラクナウの「チカン刺繍(またはチカンカリ刺繍)」
どのような刺繍なのかは私には詳しく説明できないので、下の画像を見て何となくのイメージを持っていただければ…
▼チカン刺繍
白い糸のみで縫いつける緻密な刺繍だよ。シャドーワークがすごく、刺繍が浮き上がって見えるのが特徴。
その昔、ムガル帝国時代にはアワドの王宮の人々が好んできたそうな。白地の布に白い糸が最も高貴とされる。
ビビッドでカラフルな布地も可愛いが、今持っている白いクルタが灰色になってしまったので今回は白または薄い色が欲しいのだ。
▼ちなみに、白い服を普通に洗濯機で洗い続けた末路
これまではインドの洗剤で洗濯していたが前回の一時帰国で「洗濯水をデトックス」することをウリにしている日本の洗剤を持って帰ってきたので、今後はこの末期のような事態には陥らないと信じたい。
白い服が灰色になりませんように~~~!
というわけで色々と物色。
これもあるよ!これもどう?と色々出してもらい、「やっぱり洗濯したら灰色になるかもしれないから最初から灰色の布のクルタにしようか…」と迷いだすも、結局白いクルタを購入。1,300ルピーくらい(約2,000円)。
安物なので刺繍はそこまで緻密ではないが、普段着るのであればこれで十分。 シルク生地のクルタにあこがれるけど、完全に予算オーバーなので(普通に5,000ルピー以上する)おとなしく薄手のコットン生地にしますた。我は満足でござる。
オールドモンクの空き瓶をリサイクルしたランプ
タクシーでレストランに向かっている時、信号で止まった際に「マーム、これ買いません?」と売り子さんがやって来た。
この売り子さんたちを完全に無視する人もいるが、時々すごく役に立つものやイイものを売っていることがある。
今回はまさにそう。非常に可愛いランプを手にしていた。
お値段を聞くと2つで500ルピーというが、交渉の結果2つで300ルピーで購入。その後「4つで500ルピーでどうだ」とさらに安い値段を提示してきたので、1つ100ルピーくらいが相場なのかも😂! それでも、この可愛さで1つ150ルピー(約225円)は安いよ。いい買い物した~と大満足!
その後、到着したレストランに勝手に設置した。
「Old Monk」のロゴが渋くてまたイイ… 瓶の表面のヒビのような模様がこれまたいい味を出している。
後日、売り子さんからランプを買った場所周辺を歩いていると、お酒の空き瓶をリサイクルしたランプを作っている人達を発見。
いろんな種類があるが、「オールドモンクの空き瓶×白いひも」が一番可愛いな。ワインボトルもなんか微妙。たまたまいいランプを売り子さんが持っていてよかったワ~
キラキラサンダル
3月末にプネに旅行したのだが、旅行中にチャッパル(インドのフラットなサンダル)が壊れてしまったので急遽靴屋に駆け込み、サンダルを購入。
インド服には合うしカワイイんだけど、こんなクオリティーなのに1,500ルピー(約2,250ルピー)もして…
1,500ルピーあればもっとカワイイ靴が買えるのに!と思いながらも、旅先で靴が壊れてしまったのだからしょうがない。
と、自分を納得させたものの、事件発生。旅行から帰ってきたその日、親指部分が壊れた。
ほらほら、言わんこっちゃない…
さすがに、通常価格よりも高く買ったサンダルが数日で壊れるのは気分が悪い。アパートの近くで営業している靴の修理屋さんで直してもらうことにした。
太い糸を使って壊れた部分を縫い付けるという荒業。1足10ルピー(約15円)で直してもらえる。
インド製造の靴やサンダルって、鼻緒の部分が取れたり、靴底が剥がれたり、ということがそこそこの頻度で発生すると思うので、安い靴なら荒業で修理してもらうのが一番手っ取り早いように思う。
糸でしっかりと縫い付けてあるよ~ ちなみにこの縫い付けた部分の靴底がしばらく経ってから割れることがあるw その時は寿命でござんす。
アクセサリー
貴金属、宝石が日本よりも安いのでこれまた物欲崩壊案件。
小粒ダイヤモンドの指輪
インドのTATA財閥グループの宝石店「Tanishq」で、小さなダイヤの指輪を1万ルピー弱(1万4,000円程度)で購入。
0.04カラットという超小粒ちゃんで、カラーはほぼ無色(G-H)、クラリティもI1-I2なので、日常使い用にいいかなと思いまして💡
実際に着用してみると、本当に存在感が薄いので日常使いに最適だった。
宝石屋さんにコネがない私のような人でも、TanishiqならTATAグループ(=インド最高ランクの信用度だと思っている)なので安心して買い物できるワ。
耳ピアスと鼻ピアス
体に穴を開けるのが怖くてイヤリングを使ってるんだけど、イヤリングを外すと耳たぶがとんでもなく痛いのでいい加減体に穴開けたほうがいいかもしれない。 pic.twitter.com/ziSEGsgRVu
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 मुम्बई में🕉️ (@chankomeppy) March 11, 2021
実は、私はこれまでピアスの穴を開けていなかった。自分の体に穴を開けるという行為が怖く、チキった結果完全にタイミングを失った。
ある日イヤリングを終日着用していたら耳たぶがちぎれるかのような痛みがあり、もうこれは穴を開けるときが来たかもしれないと思いつぶやいたところ、ピアスの先輩方に背中を押されこの年になって初ピアス!👂w
ピアスの種類は豊富で、18金、18金コーティング、サージカルスチールから選択可能。
ビンディー(インド人女性が眉間に付けるシール)を耳たぶに貼って、穴を開ける場所の確認。
ピアスガン(ピアッサー)をアルコールシートで除菌し、穴を開ける…!ホッチキスでガシャンと刺されたかのような感覚で、痛みはほとんどなく一瞬で終了した。
耳たぶにピアスの穴を開けて2週間後、前回あまりにも痛くなかったので調子こいて鼻ピアスも開けたw😂
ピアスの穴一つあたり350ルピー(約525円)と、かなりリーズナブルだったので、また開けたい衝動に駆られている。チキンだった私はいずこへ。
美容関係
インドのお姉さまたちのように美しくなるために…!!!
シミ消しクリームと美白クリーム
これまでの人生30年以上、直射日光を浴びまくった結果、私の年齢にしてはシミがひどい感じになってしまった。
「日焼けは長期休暇を楽しんだ証や~」と調子こいていたが、いい加減本格的にケアをしないと今後やばいことになりそうである。
というわけで、インド全土に展開するスキンケアクリニック「Kaya Skin Clinic」へ。これまでも肌荒れが起きたときにお世話になっており、信頼できるクリニックなのであります。
コロナの影響で、足元にはカバーを付けさせられた。感染対策をしっかりしているお店は(それがたとえ表面的であったとしても)安心する。
レーザー治療の前にまずはクリームを塗って様子を見ましょうということで、2種類のクリームを処方された。薬局で誰でも買えるものなので「買い物」ってことにしてもいいかな😂
処方してもらった(購入した)のは、コジッククリーム(日本名:コウジ酸クリーム)とトレチノインクリーム(0.04%)。
コジッククリーム(コウジ酸クリーム)はメラニンの生成を抑制する働きがあり、シミやニキビ跡、くすみといったあらゆる色素沈着に効果があるそうだ。これまで美白系には無縁だったので私は知らなかったのだが、美白クリームとしてよく知られているらしい。
「夜にお風呂に入った後、化粧水をいつも通り塗ったらコジッククリームを塗り、乳液で閉じ込めてね!」と先生に言われたのでその通り実践してみたところ、クリームを塗った直後に顔全体が熱くなり、何かが肌に作用しているのを実感した。鏡を見ると、クリームを厚めに塗ってしまった部分が他よりも白くなっており、めちゃくちゃ怖くなってすぐにクリームを落とした。
インドの薬の成分は強いものが多いし、それに加えて美白に対する意識が強い女性が多いので即効性が求められるのかもしれない。その後は、薄ーく塗ることで顔が熱くなる現象を回避。こりゃスゴイわ~。1本375ルピー(約560円)。
トレチノインクリームは皮膚の再生サイクルを早くしてメラニンを輩出する働きがあり、肝斑や広範囲にひろがる薄いシミに効果があるそうだ。シミ消しクリームとしてよく知られているらしい。日本のスキンクリニックでもシミ消しに処方されている(ゼオスキン等)。
皮膚の再生サイクルを早くする=皮がむけるということ。トレチノインクリームを長時間塗布していると皮のむけ方がえげつないことになるので「2時間まで」と指示された。
指示通り入浴後にトレチノインクリームを2時間塗っていたところ、4日目にして皮膚の表面の薄皮がむけた~!!!まだシミが薄くなった効果は実感できていないが、ターンオーバーが促進されていると強く感じる。1本204ルピー(約300円)。
日本の皮膚科で処方してもらったら〇万円コースになりそうだ。薬大国インドではお気軽に美白・シミケアができるね。
趣味関係
私の個人的な趣味に関係するもの。
ヨガの解剖学の本
一応こう見えて、ヨガを勉強している。
ヨガのティーチャートレーニングも修了した。(という謎アピール) www.chankome.com
解剖学(アナトミー)が死ぬほど弱いのだが(日本語でさえもよく理解していない臓器や筋肉について英語で学ぶということが私にとっては不可能に近い)、いつまでも弱いままではいられないので勉強したいなぁ~と思っていたところ、そんな私にぴったりの本を発見。
本が安い国インドにしては超高級な799ルピー(約1,200円)!!!
ウォームアップ、立位、前屈、後屈、座位、ツイスト、腕を支えにして回転するポーズ、そして太陽礼拝などのシーケンスなど、74ものポーズについて画像入りで分かりやすく解説されており、勉強がはかどる~~~!毎日1ポーズずつ勉強するようにしている。
ヘナコーン
私の趣味のひとつ、ヘナタトゥーーーーー!!!メヘンディーーーーー!!!
一時帰国中はヘナコーンを自分で作ってなんとかヘナ欲を満たしていたのだが、自作するのはやっぱり面倒なので、インドに帰ってきて早速購入。
まずは手っ取り早く既製品で。こちらで買うと1本25ルピー(約40円)程度だが、日本だと1本300~500円するのよね😅
昨日描いた足ヘナが可愛いので見て〜♥👣🏵🌿 pic.twitter.com/2PtckJRyLg
— ᴷₒᴹₑ🇮🇳 मुम्बई में🕉️ (@chankomeppy) March 16, 2021
続いて、ムスリム街にあるナチュラルヘナコーンを取り扱う香水屋さんで購入。
手作りで安心感があり、1本20ルピー(約30円)と既製品よりも安いので、既製品を買う意味を見出せなかったりもする。
一時帰国中に自分でヘナコーンを作ってみたからこそわかる、この職人技。どうやったら漏れなくこんなパンパンにヘナペーストを詰めることができるのだろう。
ここぞとばかりにヘナタトゥー(メヘンディ―)をしまくっている。なかなか外出できずひきこもりがちになっていることも、私のヘナ活動を後押し!
デザインを描いているときは無心になれるので精神的にもいい。いつか本格的にデザインを学びたいな。(今はPintarestにあるデザインを真似している)
その他
その他もろもろ~~~
JioのポケットWiFi
Jioはリライアンス財閥傘下の通信キャリア。
長期一時帰国中にポケットWiFiの契約を解除してしまったので、新たに契約し直しに来た。
2016年にJioがサービスを開始した時、モバイルルーターを無料でばらまき、使用料は当分の間無料!という、今の楽天モバイル的なキャンペーンをしていた。
その当時にJioを契約するためには
その当時からモバイルルータを使っておりさすがにボロボロなので新調することにした。
さらに話が若干それるが、リライアンス財閥は創業者の死後、2人の息子(兄のムケシュ・アンバニと弟のアニル・アンバニ)に異なる業種の企業をひきつぎ、それぞれの分野には参入しないという約束があった。通信事業は弟のアニル・アンバニに分割された事業であったが、兄のムケシュ・アンバニがその約束を破ってJioを設立し通信事業に参入し価格破壊を起こしたことで、弟の通信会社(リライアンスコミュニケーションズ)は倒産してしまった…
いい加減話を戻します😂
一度契約を解除してしまったので、またゼロから契約し直し。
かつては無料だった使用量も、今はまぁそれなり。とはいっても、日本と比較すればかなり安いですが。
楽天モバァァァァイル!もいずれはこうなるんだろうね。
現在実施中のキャンペーンはたいして魅力的ではなく、モバイルルーター(1,999ルピー)+3G/DAYプラン3か月分の料金(349ルピー×3)=3,046ルピー(約4,500円)で4か月分使えるというもの。
日清紡っぽいモビロンバンド
日清紡…かなぁ…???
極めつけが、これ。
私は編み込みヘアーにすることが多いので何気にこのヘアゴムがかなり重宝している。しかも1袋たったの10ルピー(約15ルピー)!
オリジナルとは比べ物にならない品質ではあるものの、安いし便利なので何度もリピ買いしている。
さいごに
日本からインドに帰ってきて1か月、たまっていた「インド欲」を見事に解き放ったෆ(◕ㅂ◕)ෆ
4月1日から私の住むマハラーシュトラ州は再びロックダウンになってしまったので、生活必需品を提供するお店以外は月末まで終日クローズ。
お店でお買い物ができなくなってしまったのは残念だが、オンライン活用して今月も「必要なもの」を買おう… 必要なものだけ…!!!
最後までお読みいただき有難うございました♪