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全世界で展開しているサブスクはインドで登録すると安い。Youtubeプレミアム・Spotify・Netflixなど。

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インドゆるゆる生活

全世界で展開しているサブスクはインドで登録すると安い。Youtubeプレミアム・Spotify・Netflixなど。

ナマステ、インド在住(現在一時帰国中)のKome(@chankomeppy)です。

ステイホームが推奨される昨今、音楽・動画配信サービスは生活に欠かせないものとなっている。ロックダウン中一時帰国した際の隔離期間中にも大活躍した。

YouTubeなどの全世界で展開するサービスは国ごとに利用料金が定められており、平均月収が4万円程度のインドでは他国よりも安く利用できる。サービス内容は変わらないのに利用料金は安いので、非常にお得である。

というわけで、インドのサブスクが安い話。

日本から登録する場合は自己責任でお願いします。

▼目次はこちら (クリックして表示)

音楽配信

Spotify

Spotify

Spotify Premiumは日本料金の約5分の1で登録できる。

プラン日本インド
Mini提供なし7ルピー/日
(約10円)
25ルピー/週
(約40円)
Individual980円/月129ルピー/月
(約190円)
Duo
(2アカウント)
1,280円/月165ルピー/月
(約250円)
Family
(6アカウント)
1,580円/月199ルピー/月
(約300円)

Spotify Premium料金
インドのSpotify Premium料金

日本は月額と年額の2つしか選べないが、インドではPremium Miniという日/週単位のプランのほか、3か月と6か月も選べる。なぜ利用期間をこんなにも細かく刻んでくるのかは謎だが、プランとして存在するということは利用する人がいるのだろう。

Spotify Premium Individual料金

VPNでIPアドレスをインドに変更しプロフィールの国を「インド」に変更すると、日本からでもインドのPremiumに登録できそうな雰囲気が漂っているが、自分では確かめていないので不明。カードの発行国がインドじゃないとはじかれる可能性もあり。

インドのSpotify Premium登録

ちなみにインドのSpotify Premiumに登録すると、インド人向けに最適化されてインド仕様になる。Homeではインドの曲がおすすめされるし、Searchからはインドの曲と洋楽以外は探しづらい。邦楽を聴く場合はピンポイントでアーティストか曲名を指定して検索する必要がある。

インドのSpotify PremiumのHomeとSearch画面

登録(支払い)している国がインドである限りインド仕様は避けられないようで、登録国はグレーアウトして変更できないようになっている。国を変更すると国によって料金も変わるためである。

Spotifyのプロフィール画面
国がグレーアウトしていて変更できない。

Apple Music

Apple Music

Apple Musicは日本料金の約6分の1で登録できる。

プラン日本インド
個人980円99ルピー
(約150円)
ファミリー1,480円149ルピー
(約220円)

インドのApple Music利用料金
インドのApple Music利用料金

インドのApple Musicに登録するためにはApple IDの国がインドでなければいけない。Apple IDでなにかサブスクリプションしている場合やiTunesカードに残高がある場合は国情報を変更できないので別のApple IDを新たに作る必要がある。メインアカウントの国情報を変更するのに抵抗がある場合もしかり。

以前iPhoneを使用していた時にApple Musicを使っていたことがあるが、インド料金で登録するために私は別アカウントを用意した。海外用のApple IDを持っておくのは実は結構便利で、その国でしかDLできないアプリ(金融機関や通信キャリアのアプリ等)が存在する。AndroidよりもAppleの方がそういうアプリが多い。

Apple IDでは国を登録・変更するにはその国の電話番号やカード情報が必要になるので、インド在住またはそれに準ずる人のみがインド料金でサービス享受可能。ちなみにApple MusicもSpotify同様にインド仕様になった記憶がある。(今は使っていないのでどんな感じなのか不明)

動画配信

Netflix

Netflix

Netflixは日本料金よりも若干安くで登録できるほか、モバイル限定プラン(スマホ・タブレットからのみ視聴可能)も存在する。

プラン日本インド
モバイル
(1台/スマホ)
提供なし199ルピー
(約300円)
ベーシック
(1台/SD)
990円499ルピー
(約750円)
スタンダード
(2台/HD)
1,499円649ルピー
(約980円)
プレミアム
(4台/4K)
1,980円799ルピー
(約1,200円)

インドのNetflix利用料金

インドのNetflix利用料金

私はかつてタブレットメインで動画を観ていたので、モバイルプランの存在は非常に有難かった。PCやテレビでNetflixを視聴しない人やスマホやタブレットをテレビにHDMIで接続する手間暇を惜しまない人にとっては非常にお得である。

VPNでIPアドレスをインドに変更すればインドのNetflixにアクセスできるので、日本からでもインド料金で登録できそうではあるが、カードが認証されるかどうかは確かめていないので不明。

インドのNetflix登録画面

ちなみに、登録(支払い)している国ではなく、端末がある国によって視聴できる動画が決まるようで、A国では視聴できてもB国では視聴できないという動画が若干数存在する。

インドにいる時はトップページがインド映画で埋め尽くされているが、日本では自分で検索しない限りインド映画は出てこない。日本語字幕は日本からのアクセス時のみ利用できるので、インドにいる時にVPNを使って日本からのアクセスを装うことがある。

Netflixのトップ画面(日本からのアクセス)

Prime Video

プライムビデオ

インドと日本のAmazonはアカウントが完全に別物である。海外と日本のアカウントを結合することはできるが、結合したところでプライムやキンドルアンリミテッド、オーディオブックなどの登録は国別に行われる。

プラン日本インド
プライムビデオ500円89ルピー
(約130円)
※モバイルのみ
Prime 月額提供なし129ルピー
(約190円)
Prime 年額4,900円999ルピー
(約1,500円)

日本のプライムビデオは海外でVPNなしでは視聴できない作品がほとんどであるが、インドのプライムビデオは特になにもしなくても日本でも視聴できるようで、実際に一時帰国中に日本で何本か視聴しているが「お住まいの国では再生できません」的なエラーに出くわしたことがない。

VPNでIPアドレスを変更してからプライムビデオにアクセスするとインドのプライムビデオに繋がるので、支払い情報の認証が問題なければ日本からでも登録できそうである。日本でインド映画を観たくて、英語字幕でOKという人限定ではあるが。

音楽&動画

YouTube

YouTube Premium

YouTube Premiumは日本料金の約5分の1で登録できる。現在サブスクは利用できず個人利用のプリペイドプランのみとなっている。(かつてはファミリープランも存在した)

プラン日本インド
個人1,180円/月139ルピー/月
(約200円)
提供なし399ルピー/3か月
(約600円)
ファミリー
(6アカウント)
1,780円/月提供なし

YouTube Premiumメンバーシップ料金
インドの有料メンバーシップ料金

VPNでIPアドレスをインドに設定すれば、日本からもインド料金で登録できるようだ。

YouTubeはGoogleのサービスのひとつなので、AppleのようにGoogle Playの国情報が引き継がれるのではないかと思ったが、Google Playの国情報が日本に設定されていても、IPアドレスをインドに設定すれば、インド料金の登録ページにアクセスできるので、クレジットカード情報が認められれば大丈夫そうである。

一度登録してしまえば、世界中どこからアクセスしてもYouTubeプレミアムが適用となる。

動画視聴は特に問題ないが、YouTube MusicはSpotifyと同様にインド仕様になる。

インド仕様のYouTube Music

音楽・動画以外

音楽と動画以外のサブスクは、インドで登録しても日本で登録しても料金はほとんど変わらない。

例えばアドビの場合、Premiere Proの月額利用料金は日本で2,728円、インドで1,675ルピー(約2,510円)。どちらも米ドルを現地通貨に換算したものであり、ベースとなる料金は世界共通である。

これと同様に、Googleの場合はストレージ2TBの年間利用料金は日本で1万3,000円、インドで7,500ルピー(約11,250円)。適用レートの関係で円換算するとインドの方が若干安くなるが、ベースとなる料金は同じだ。

ウマみがあるのは音楽と動画配信サービスだね。

有料サブスク・メンバーシップの普及度

私はいまSpotify PremiumとNetflix、Prime Video、YouTube Premiumをインドで契約しているが、私の周りのインド人の友人でこれらに課金している人はそこまで多くない。

というのも、インドの各通信キャリアは、自社のユーザーが追加料金なし(無料)で利用可能な音楽・動画配信サービスを提供していたり、他社の有料サービス(Netflix等)を1年間無料で利用できる特典を付していたりするのだ。

例えばインドの大手通信キャリアAietelの場合、ユーザーであればプランに関わらずだれもが同社の音楽ストリーミングアプリ「Wynk Music」を無料で利用できる。月額499ルピー(約750円)のプランには4Gデータ通信75GB(無限に繰越可能)+国内通話し放題に加え、同社独自の動画ストリーミングアプリ無料+プライムビデオ1年間無料などの特典が付く。

Airtel

Airtelの料金プラン

日本で例えるなら、ドコモの基本使用料を払ってさえいれば、プランに関わらずdヒッツやdTVを無料で利用でき、少し高いプランにすればネットフリックスやプライムビデオが1年間無料で付いてくるようなモンである。

通信キャリア独自のストリーミングサービスは配信内容のインド感が超強く、インド国外では視聴不可等の制限があるので私は使用していないが、特に強いこだわりがあるわけでなければ、通信キャリアのストリーミング+無料特典だけで十分である。あえて他サービスに課金する必要はない。

さいごに

私は日本で登録したら年間4万円以上のサービスを1.5万円程度で使えているので、インドの安価なサブスク利用料の恩恵を受けまくっている。

冒頭でインドの平均月収は4万円程度と書いたが、4万×12か月=平均年収は48万円。

日本の平均年収をざっくり480万円とすると、インドでサブスクに年間1.5万円を使うということは、日本で年間15万円相当を費やしているようなもんだ。

日本の基準で考えるとインドの利用料は安いが、インドの所得水準を基準とすると感覚的には日本よりも高く、通信キャリアが提供する無料サービスと特典だけで十分だという人が多いのも納得できる。

インドのモノやサービスの金額は、庶民にとっては高いよなぁとつくづく思う。そりゃ~毎月自転車操業になるわ🚲

最後までお読みいただき有難うございました♪


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