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【インド生活】ムンバイの築地市場?新鮮な魚を求めてフィッシュマーケットに行った話

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インドゆるゆる生活

タイトル画像(【インド生活】ムンバイの築地市場?新鮮な魚を求めてフィッシュマーケットに行った話)

ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。

少し前の話になるが、昨年末にムンバイのフィッシュマーケット(魚市場)に行ってきた(連れて行ってもらった)

そこで生魚を買い(買ってもらい)、漬け丼を作った(作ってもらった)ので、その時のお話を備忘録として書こうと思う。

魚市場に行く

ムンバイはアラビア海に面しているため、魚介類がよく獲れる。しかし個人向けの路上魚市場で売られているのは、鮮度の落ちたものばかりだ。

我々は魚を「」で食べたかったので、獲れたてホヤホヤ★船から揚げられたばかりの新鮮な魚を求めて、港のすぐ横にある業者向けの市場(卸売市場)へ行くことにした。

路上の魚市場を営んでいる人や、レストラン・ホテル、富裕層向けスーパーなども、港に隣接する魚市場から魚介類を仕入れているといい、ムンバイにおいて最も新鮮な魚介類が手に入る場所だ。

最も規模が大きいのが南ムンバイにあると聞き、南ムンバイの魚市場へ出向いた。

業者向け魚市場の場所

▼場所はここです

南ムンバイにはもう一つ大きな港があって、その周辺にも魚市場がでているとのこと。
Google Maps で確認する

朝5時に魚市場に到着。外はまだ真っ暗~~~!

インド・ムンバイのフィッシュマーケットに到着
South Mumbai Fish Marketのエントランス

▼朝5時の魚市場の様子はこんな感じ。

漁から戻って来たばかりの船がズラリと並ぶ
漁から戻ってきたばかりの船がズラリと並ぶ。

魚を冷やすための氷を運ぶ車
氷を運ぶ車。この氷の塊を細かく砕いて魚を冷やすのに使う。

朝5時のムンバイのフィッシュマーケットの様子
朝5時の魚市場内部の様子。


魚売ってなくね???

どうやら早く着きすぎて、まだ準備中とのこと\(ᐢoᐢ)/

6時過ぎに来たら買えるよ~とのことで、車でひと眠りして出直すことに。

魚を買う

ひと眠りしてパワーチャージ。6時半に再び魚市場に繰り出した。

朝5時とは打って変わり、魚市場は賑わい始めていた。

朝6時半ごろのムンバイのフィッシュマーケットの様子
朝6時半の魚市場内部の様子。カゴに魚介類をいれて頭にのせて運ぶスタイル。

獲れたてホヤホヤの新鮮なカニちゃんとエビちゃん。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた新鮮なカニ
インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた新鮮なエビ

新鮮なイカちゃんもいたよ。びよ~ん。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた新鮮なイカ

どうやら、6時半ごろはカニやエビ、イカといったお魚さん以外の魚介類が中心のようで、お魚さんたちはまだまだ水揚げされている最中だった。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで水揚げしている様子
水揚げの様子。

そして水揚げされた魚は、なんの躊躇もなく地面に置かれる。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで水揚げされて地面に置かれた魚
水揚げされて地面に置かれた魚。衛生面などはあまり気にしないスタイル。

選別されたお魚は、種類ごとにカゴに入れられて売られる。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた新鮮な魚
色んな種類の魚が売られていた。

ご覧の通り、種類豊富!

魚市場で売られていた魚たち

道産子のくせに魚の種類にあまり詳しくなく、どんな魚が売られていたか上手に説明できないため、写真でご紹介。

ボンベイダック

ムンバイで有名なお魚といえばボンベイダック

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていたボンベイダック
ムンバイでよく獲れることから「ボンベイダック」と呼ばれている。

ボンベイダック(テナガミズテング)の横顔
ボンベイダックの横顔

小さなおめめに大きなおくち…見た目のインパクトが強烈で少し怖いが、柔らかい白身魚でとてもおいしい。インドでは揚げ物にして食べられることが多い。

ボンベイダックはインドでよく食べられているだけあって、インドの伝説のお話にも登場する。叙事詩「ラーマヤナ」によると、ラーマ王子を助けなかった罰として骨なしにされたというエピソードがある。

小さめのお魚

小ぶりな光り物のお魚さんがあちこちで売られていた。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚①
ひれが黄色いから、キハダの仲間?だなんて思ったり。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚②
アジの仲間かなぁ?焼いたらおいしそう。

ひょろ長いお魚

数は多くなかったが、ひょろ長いお魚さんもちらほら。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚③
ハモのような謎のお魚。

縁起がよさそうなお魚

赤い鯛のようなお魚さんも売っていた。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚④
鯛にしては小さいような気もする。

大きめのお魚

大きめのお魚さんもたくさん売られていた。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚⑤
サバ感がただようお魚。

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで売られていた魚⑥
カツオの仲間らしきお魚。

これは恐らくカツオであると思われるのだが「Tuna(ツナ)」、つまりマグロとして売られていた。大き目の赤身のお魚は全部「Tuna」らしい。

というわけで、ツナ(たぶんカツオ)と鯛らしきお魚さんを購入(してもらった)

魚をさばく

インド・ムンバイのフィッシュマーケットで購入した魚

購入したお魚さんを持ち帰り、さばきます!

と言いたいところだが、私は眠気に負けてしまったため、友人がさばいてくれた。

魚を漬ける

私が寝ている間に友人が漬けてくれた。

(私は本当に何もしていない)

\(ᐢoᐢ)/\(ᐢoᐢ)/\(ᐢoᐢ)/\(ᐢoᐢ)/\(ᐢoᐢ)/

さばいて漬ける作業に2時間ほどかかったそうです。

マグロ(カツオ)の漬け丼を食べる

ムンバイのフィッシュマーケットで入手した魚で作ったマグロ(カツオ)の漬け丼

眠りから目覚め、何もしていないくせに、おいしくいただきました

その後、お腹を壊すこともなかったよ!

さいごに

「インドの魚は生では食べられない」というのは固定概念である。

船から揚げられたばかりのものであれば、そこまで傷んでおらず、生食も可能だ。

朝7時くらいに行っても全然問題ないことが分かったので、次回はもう少し遅く行ってみようと思う。

ちなみに、魚市場に1時間以上いたら、服や靴など身に付けていたものはもちろんのこと、髪の毛から皮膚まで全身がとんでもないほど魚臭くなった。こんなにも体にニオイが染み込むものなのか…。

最後に、日本の水揚げから魚市場でのセリの流れはこんな感じらしいです。

全然臭くなさそうだし、めちゃくちゃ衛生的…。

ムンバイの魚市場とは雲泥の差…!

おしまい。